こんにちは。今年は例年より早い梅雨明けの伴い、全国的にも気温の上昇が早くなっております。ついこの間まで朝起きると肌寒い日がありましたが、皆様の体調はいかがでしょうか。
今日は7月23日であった「土用の丑の日」について少し調べてみました。
「土用」とは、立夏・立秋・立冬・立春直前の約18日間の「期間」を示す言葉だそうです。
「土用の丑の日」とは、土用の期間におとずれる丑の日の事を指し、上記にある通り立夏・立秋・立冬・立春それぞれに土用があるそうです。
いずれにしても、土用の丑の日は「季節の変わり目」とされています。
ここで「土用の丑の日」といえば、夏のイメージが強くウナギを食べる日と思われがちですが、これは日本の万葉集に以下のような歌が詠まれていたことが由来のようです。
石麻呂に吾れもの申す夏痩せによしといふものぞむなぎとり召せ
大伴家持
夏痩せにはむなぎ(ウナギ)を食べると良い、勧めている歌だそうです。
体調を崩しやすい夏にはウナギを食べて栄養をたっぷり摂ろうという考えがあったのですね。実際、ウナギにはビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれ、夏バテ防止にはピッタリの食材です。
この他にも、「う」のつく食べ物であれば良いとされているようです。
うどんや牛肉、馬肉などがあります。興味がある方は調べてみてください。
ヨナハ老健でも利用者、職員ともに元気いっぱい過ごせるように、精のつくものを食べて、レクリエーションや体操を行い健康増進に努めていきたいと思います。